ロードバイクについて知る【解説】
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ロードバイクについて知る
ロードバイクの特徴1:公道で行う最速のスポーツ
ロードバイクはロードレーサーと呼ばれることもあります。ロードレーサーと聞くとプロ仕様の競技用自転車を思い浮かべる人も多いと思いますが、ここではロードバイクという言葉で統一して表現していきます。
オンロードと言われる舗装されてた道、公道で行う最速のスポーツとも言えます。ここ数年で通勤、通学で使う方や運動目的の方やサイクリング目的で購入する方が増えています。
ロードバイクの特徴2:ポイントは3つ
ロードバイクの大きな特徴として3つあります。
- 路面抵抗を抑えた細いタイヤ
- 前傾姿勢のドロップハンドル
- 長距離走っても疲れにくいフレーム
1、路面抵抗を抑えた細いタイヤ
一番初めに驚くのが、このタイヤの細さではないでしょうか?ロードバイクのタイヤ幅は2〜3㎝ほどになります。
この細いタイヤで体重が支えられるのか心配になる人も多いはずです。しかし空気圧が高い為、想像以上にパンクしにくい作りになっています。
2、前傾姿勢のドロップ
今までママチャリやシティサイクルしか乗った事がない人も、ロードバイク特有のハンドル、前傾姿勢に戸惑う方も多いようです。
今までとは違う目線になるので、初めは恐怖さえ感じるのではないでしょうか?
しかし、慣れてくると疲れにくい傾向にあり、ロードバイクのフレーム、ドロップハンドルの前傾姿勢のおかげで風の抵抗が少なくなります。
普段そこまで気にしなかった風の抵抗が、こんなにも身体に負担をかけている事に気がつきます。
3、長距離走っても疲れにくいフレーム
ロードバイクのフレームはフレームの種類、使われている素材によって値段や車体総重量に大きな違いがあり変わってきます。
ロードバイクフレームの形状としては、長距離走っても疲れにくく風の抵抗を小さくし逃がしてくれるようになっています。
その為、泥除けやスタンドなどのパーツが付いていないので購入の際には注意が必要です。
ロードバイクの主なスペック
総重量:トラック競技で使用されるロードバイクの自転車下限は6.8kgと規定されています。一般的なロードバイクでは8kg〜10kg以下が多い。
パーツ:空気抵抗を減らす為、サドルは細くなっており、スタンド、泥除けなどは付いていません。またペダルもピンディングペダルがあり、足が外れないように靴とペダルを固定させるものがあります。
今までは押して漕いでいたのを、引き足の力を使う事で今までよりもスピーディに走れ、疲れにくく坂道や長距離走るのに向いています。
ハンドル:空気抵抗を減らして走る為、サドルよりもハンドルは低い位置にあり前傾姿勢になるドロップハンドルの使用。
フレーム:スローピングフレーム(傾斜フレーム)やホリゾンタルフレーム(水平フレーム)がある。
ギア:ロードバイクの多くが前のギア2枚、リアホイールに9段、10段の多くのギアが付いています。2×9=18段、2×10=20段変速が主流になっています。
前のギア2枚では、外側にあるギアをアウターギアと呼び、内側にあるギアをインターギアと呼びます。
タイヤ:タイヤは地面との設置面積を小さくする為、細くなっています。状況によって700×23Cや700×25Cなど使い分ける事もありますが、近年のロードバイクレースの主流になってきているのが25Cのタイヤです。
※フラン式の場合、700(28インチ=インチを表す)、23はタイヤ幅をミリ表示で考えて下さい。Cは金属の輪のリム(ホイール)を表しています。
タイヤの太さが変わるとタイヤの空気量が変わってきます。空気量が変わるとタイヤの転がりにも大きく変化してくるので同一空気圧であれば、太いタイヤの方が転がり抵抗が小さくなる事が理由とされ、23Cよりも変形しにくい25Cが主流になってきていると言われています。
・23Cの特徴
- タイヤ幅おおよそ24.3mm、タイヤ高おおよそ24.7mm
- 走りが軽い
- 漕ぎ出しが軽い
- 下での伸びる感覚が軽い
- 振動吸収性が低い
- 25Cに比べて安定感が落ちる
25Cの特徴
- タイヤ幅おおよそ25.1mm、タイヤ高おおよそ25.4mm
- エアボリュームが高い
- 長距離には向いている
- 安定感が高い
- 23Cに比べて振動吸収性が高い
【補足説明】
撮影協力:プロテック六本木店
ロードバイクとは、ロードレーサー、ロードと呼ばれています。ドロップハンドルのダイヤモンドフレームで、多段変速でブレーキが付いています。現在の自転車人気の主であるのは間違いありません。
ロードバイクの特性として、ロードレース、ヒルクライム、クリテリウム、エンデューロなどの様々なレースで使用でき出場できます。また、上り坂やスプリントが得意なのもロードの特徴でもあり、楽しみ方の一つとも言えます。
ロードバイク特有のドロップハンドルに乗り慣れてくると、100km走ったり長時間(8時間くらい)は平気で乗ってられるようになります。
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